先日、とんでもなく面白い自己理解の方法を知ることができたので、ほやほやのままシェアをさせていただきます。ポートレート写真家のJo Moriyamaさんにその秘密を教えていただきました。
自分の性質って何だろう?
Jo Moriyamaさんは、私が以前ブログで挙げたこともあります(詳細は下記へ)。日本とベルギーのハーフのイケメンさん。その瞳の奥は深く、人の性質を常に追求されている個性豊かな男性写真家さんです。
エニアグラムとの出会い
彼は20代の頃、「生きるってなんだろう?」「自分の居場所はどこだろう」という生きる意味を追求していたとのこと。そこで出会ったのが『エニアグラム』という人の性質を9つのタイプで区分けした人格論でした。
しかし、ここに大前提が必要だとJoさんは述べます。「チェック項目だけで判断はできない」「人間はもっと複雑なもの」「タイプを当てにいくことが重要ではない」という忘れてはならない考えも教えてくれました。
その上で、なんとなくの方向性を探る意味でも『エニアグラム』はJoさんの自己発見の旅の末に見つけた、人生を舵とる大きな発見でした。
エニアグラムとは?
Joさんは撮影を通して、20代の頃から現代まで、一般人も有名人も、とにかく多くの人と向き合ってきた実績があります。彼はずっとエニアグラムも駆使し研究し続けているので、エニアグラム論は説得力が強いです。
そんなJoさんいわく、「エニアグラムとは、どうしたら自分の能力を発揮していけるかがわかるツール」と述べていました。強みや弱みを知り、その上で自分を大切にしていける生き方に変えていける性質診断とも解釈できますね。
エニアグラムの定義
一応、Joさんとは別で、エニアグラムとは何なのかを調べてみました。なんと、日本エニアグラム学会というNPO法人があるみたいですね。ここによると、このようなことが述べられていました。
「エニアグラムとは」
引用元:日本エニアグラム学会|エニアグラムとは https://www.enneagram.ne.jp/about/description/description_1
エニアグラムの性格論は、1960年代に作られたもので、1970年代からアメリカで精神医学や心理学の研究者が注目し、研究を重ね、理論を発展させ続けているもので、新しい人間学、心理学として世界各国に広がっています。
エニアグラムの9つのタイプ
Jo Moriyamaさん流 エニアグラム
- タイプ1
-
理想を大切にしている、完璧の思いが強い
- タイプ2
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人のために役に立ちたい
- タイプ3
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私が一番、成功したい、見せ方上手
- タイプ4
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私は人とは違う、本当を知っている、憂い
- タイプ5
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私は誰よりも知識を知っている、ひょうひょう
- タイプ6
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人との絆を重んじたい
- タイプ7
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人生の喜び、楽しみを大切にする
- タイプ8
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自分の力を誇示、白黒ハッキリ
- タイプ9
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心が平穏であること、本能に従う
【私の場合】エニアグラムの結果
ちなみに、私についてはJoさんいわく「タイプ1」と「タイプ4」と「タイプ9」とのことでした。「えっ!?複数あるの!?」と思わず驚く私。
それについてのJoさんの回答は、「くっきりとは分けられない。グラデーションのようなイメージ。さきさんの場合は、いい時に1と9が出てきて、悪いコンディションの時は4が裏目のように出やすい」とのことでした。なるほど。いくつもの性質を掛け合わせての、一人の自分としての性質なのですね。
自分の感情や性質に対して、手綱を握る
これは人それぞれかと思いますが、私は感情に揺さぶられやすいです。理性的であるよりも、感情的だと思っています。だから、良い悪いではなく、ここがわかれば自分の表現法も変わり、自分や物事を俯瞰的に見れるということです。
こういったアプローチは、さきほどの私のタイプのように、人によって変わってきますからね。エニアグラムは分析化されているので、俯瞰した視点で自分と向き合えます。これって、まさしく手綱を握るということだなと。
強みと弱みは表裏一体
「強みは弱みにもなりえる」とJoさんは述べていました。たとえば、私が強めに出ているというタイプ1とタイプ9について。ここを掛け合わせた表現でいいますと、「人の心を穏やかにさせるタイプ」なんだそうです。
人に言われてはじめて気づく、新たな自分の魅力!(Joさん、教えてくださりありがとうございます)
【私の場合】言葉のでんぐりがえしをしてみると
これは裏を返せば「変化を自分から起こすという積極的なことは苦手、または無理して心がすり減りやすい」とのこと。まさしく、自分の生きてきた過程を思い返しても、自覚があります。エニアグラムで言語化されているため、落とし込めて理解しやすいですね。Joさんの経験則もあっての深い分析です。まるで観相士みたい!
【私の場合】弦の張りすぎたバイオリンは、いい音が出ない
今回のJoさんからの教えで、私に一番響いた言葉です。私は完璧主義な傾向が強いらしく、ストレスを溜め込みやすいと。まさしく「弦の張りすぎたバイオリン。これだといい音が出ないです。ゆるめたら、いい音が出ます」という素晴らしき表現でした。
Joさんは詩的でもあり、自分の言葉で伝えてくださるので、スゥッと心の奥深くまで染み込みます。素敵・・・。私はまさに、弦がピンと張ったまま、緊張ガチゴチなタイプでもあります。理想というこだわりを求めすぎているがゆえに、自然体ではいられなくなっているのだそうです by Joさん。
誰もが持つ、心のトゲを見つける
このような、自分をセーブしているものが抜けられると、きっと随分と生きやすくなるのでしょう。それこそが、魅力が出てくるということ。Joさんはこれを『心のトゲ』と表現しており、撮影という実践の場を通して見つけ、抜く気づきを与えているのだそう。
「まさしくそれ、私がビューティートレーニング(5期)の撮影会で体験したことだ!」と今更ながらまた、ハッとさせられました。それはもう写真にありありと映し出されています。下記にリンクがございますので、私の顔の変化もチェックしてみてください。
「別人のように変わった」という報告
面白いことがありました。エニアグラムを教わる中、Joさんの余談で、衝撃的なお話を聞かされました。「そういえば、さきさんの会社の人から連絡があったんですよね。『さきさん、別人のように変わった』と。お礼の連絡がありました」と。
もう、私は驚き!確かに一部の人に私はJoさんの撮影についてお話をしていたと思います。まさか、まさか。嬉し恥ずかし。嬉しい〜!
自分が変われば、周りも喜んでくれる
会社の人が私の変化に喜んでくれていただなんて!それどころか、Joさんへお礼まで連絡されているだなんて!私は愛されているのだな、とこの時自覚しました。嬉しい・・・。本当に感謝です。ありがとうです。嬉しいなぁ。そうだったのか・・・。しみじみします。
何をもって、エニアグラムの判定をしているのか
ところで、日本エニアグラム学会はチェック項目で判定していくようですが、Joさんはどうなんでしょうか? 診断は面白い反面、決めつけるようなものにもなり得ます。
Jo Moriyamaさんの目
Joさんは『目』を見るのだそうです。目には本質が出てくると。整形をしていたり、普段の自分とは違う人物のように演じている時でさえ、目は嘘をつけないのだそう。繕っていても出てくるのです。さすがは、写真家のJoさんならではですね。
目は心の窓
そういえば、目は外に出ている臓器みたいな表現を、私はどこかで聞いたことがあります。目は心の窓、なんていう言葉もありますよね。私自身、人の目を見て感じた一瞬の直感は大体当たっている経験則もあります。それを思い出しました。
例えば、堂々としているつもりでも、目は怯えている人だっています。表情というよりも、目ですね。ここに感情が乗っているのです。
目に輝きが入る時
Joさんによって何度も撮影していただいた私から述べますと、Joさんが撮影される私の表情はとてもいいです。回を重ねるごとに。最初の頃は、まだ心のトゲが抜けきれなかったのですが、Joさんと打ち解け、自己理解が深まってきた時にはもう、私の目には輝きが灯っていました。内側からキラキラしてくるのです。
「笑顔になってください」はおかしい
カメラを構えられた状態で「笑顔になってください」と言われても、本当は無理な話です。本当の意味で、目は笑えません。「幸せになってください」と言われて、即そういう状態になれますか?ということと同じくらいに難題です。
このような居心地の悪さや、なんか息苦しいという、蓋をした感覚が抜けた時、人は輝けるのです。ここを見抜いたJoさんは、目を見て、エニアグラムで見て、何よりも人に寄り添った温かいコミュニケーションによって、人の魅力を引き出してくれるのです。目に輝きを灯す写真家ですね、Jo Moriyama氏!
自分を解放する、エニアグラム
もっともっと、Joさんの魅力をお伝えしたいところなのですが・・・どうやらJoさんはエニアグラムの講座もされるそうです。詳しくは、Jo Moriyamaの公式サイトや公式LINEに情報があるかと思います。
私も本格的に学んでみたくなりました。エニアグラム、深そうだなぁ。というか、すでに私は気が付かぬうちに体験していましたから。Joさんの撮影を通してね。
Joさんの撮影会は、単なる撮影会ではありません。自分を解放する、リアルに体験していく実践場なのだと思います。心が解放されている時、人は本当に美しいものです。ありがとうございました。
この記事を書いた人
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平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。
栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。
28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。
クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。
「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」
『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
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